4回生特集第4週「松浦桃吾先輩・迫琴加里先輩」
このたび卒業にあたりまして大学4年間について書かせていただきます、人文学部・社会経済学科、4年の松浦桃吾と申します。剣道部では元男子主将を務めさせていただきました。 先日2月28日に行われた追いコンをもって、私たち4年生は剣道部を卒業となりました。盛大にお祝いしてくださった先生方、OBの先輩方、学生の皆様方には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
もうすぐ大学卒業を控え、周りからよく「この4年間楽しかった?」と聞かれることが多々あります。「剣道ばかりのストイックな生活は楽しくなかったのでは?」とも解釈できる聞かれ方ですが、私は聞かれるたびに「楽しくて充実した最高の4年間だったよ」と答えます。楽しいことよりつらいことが多かったかもしれませんが、それ以上に得られるものが大きかったからこそ、「楽しかった!!!」と胸を張って言えるのだと思います。
この4年間で大きく変わったことは、剣道に対する価値観でした。「剣道は人間形成の道である」という教えがありますが、その本質を理解せずに高校まで剣道を続けて参りました。高校剣道までは「勝つこと」を主眼においた剣道でありましたが、大学に入り吉本先生や矢野先生に教えをいただくうちに、自らの剣道を再構築しなくてはならないことを痛感し、そして人間性を改める必要を実感しました。これは多くの剣道家と触れ合うことによって触発されたものでもあり、大学剣道ならではの交流があったからこそだと感じています。大学剣道は終わりましたが、私の剣道人生はまだまだ続いており、一生人間形成に励む覚悟で今後も剣道を続けていく次第であります。
しかしこのような貴重な経験ができたのは、OB・OGの先輩方による支えがあったからであります。試合胴をつくってくださったこと、遠征においてご支援いただいたことなど、先輩方から多大なご支援を賜りましたことに大変感謝しております。本当にありがとうございました。これからは今までの御恩に報いる覚悟でOB会に携わり、後輩たちへ支援の手を差し伸べていきたいと思います。
後輩たちには、「進取の気性」をもって今後も高知大学体育会剣道部を盛り上げていただきたいと思います。剣道部を良くも悪くもするのは現役生の取組ひとつです。元男子主将としてプレッシャーをかけさせていただきます(笑)。縦と横のつながりを大切にしてこれからも剣道を通した人間形成に励んでください。応援しています。 長くなりましたが、これからの高知大学体育会剣道部の益々のご活躍とご多幸を祈念しまして、私からの言葉とさせていただきます。4年間ありがとうございました。
人文学部 社会経済学科
元男子主将 松浦桃吾
↑2014/8/31 優勝大会にて
こんにちは。前女子部長の迫琴加里です。4年はさっとすぎてしまうものですね。(笑) 入学したのはこの前…とはいきませんが、いつまでも3回生の感覚が抜けません。気付けばもう卒業となり、感覚だけ変わらなくても、体力衰退と歳だけは日に日に大きくなるばかりです(笑)