高知大学剣道部について

 高知大学剣道部は、剣道技術の向上を最大の目的とし、剣道を通して、各々の自律性・協調性を高めることに努めている。基礎基本に忠実な剣道を心がけて正々堂々とした剣風を身に付け、生涯剣の道に生きる剣道家を多く輩出し続けている。

 歴史を見れば、高知大学剣道部は1952年(昭和27年)に創立され、記念すべき第一回中四国学生剣道優勝大会、第一回中四国学生剣道選手権大会の覇者となっている。その後も数多くの先輩方が中四国の学生剣道のトップを走り、全国の大舞台でも活躍してきた。数々の栄光の歴史に奢ることなく常に自己の研鑽に努め、新たな1頁を刻みこむ意志を持って前進し続け、そして今がある。
自らの剣道技術の向上に努める一方で、地域の子供たちへの剣道指導といった、社会貢献なども行っている。子供たちには武道精神の大切さを知ってもらい、学生たちには剣道を指導する者としての心構えや指導法などを身に付けてもらうことを目的としている。剣道界発展の一翼を担う剣道家として成長し、卒業後は指導者として活躍している人も多い。

 当剣道部は朝倉キャンパスの武道館にて夕方6時15分から2時間15分、水曜日は朝6時30分から1時間、土曜日は朝9時から2時間30分稽古を行っている。週6日の稽古で日曜日は休日となっている。朝倉キャンパスの他に農学部のある物部キャンパス、医学部のある岡豊キャンパスがある。それぞれ朝倉から10キロ以上離れているが、物部・岡豊キャンパスから学生が武道館に通い、日々修錬を重ねている。なお、岡豊キャンパスには当剣道部とは別で医学部剣道部があり、互いに剣を交えて切磋琢磨している。

 剣道も人間性も日々成長できる場所、それが高知大学剣道部である。

2014年4月6日
高知大学剣道部

記事作成日:H26.4.6
記事更新日:H27.1.16