卒業生特集~矢野ゆかり先輩~
こんにちは。この活動日記に登場するのも久方ぶりです。
高知県立大学文化学部4回生の矢野ゆかりです。
まず、初めに、今まで導いて下さった矢野先生、吉本先生をはじめとした先生方、勘気な
後輩をかわいがってくださったOBOGの皆さま、ご支援くださいました方々に厚く御礼
を申し上げます。そして、私がどのような状態でも「剣道をやめろ」と言う事なく暖かく
全力で支えてくれた家族に、腐れ縁の同期の2人に、心強く優しい後輩たちに、心から
感謝を申し上げます。
私は諸事情により、残念ながらしばらく大学生活を続けます。しかし、今までのように
剣道に打ち込むことはきっとできないでしょう。私の大学生活は剣道と共にありました。
…と書いたら、すごい実力がありそうなのですが、いかんせんキャパシティーが狭いので、
様々なことを両立させるのが下手だっただけです。それにしても、とんでもなく濃厚な
4年間でした。その中での1番の驚きは、矢野先生をして「正反対」「水と油」
「足して2で割ってちょうど」と言わしめた、犬猿の仲だったMさんと、意外にうまく
やっている事です。私も訳が分かりません(笑)。でも、今まで生半可な人間関係しか
作ることができなかった私にとって、本当に得難いものを得たと思います。
辛いことが山ほどありましたが、都合が悪いことは忘れる性質なので美しい(笑)
思い出だけが残っています。鬱で辛かった時期には、後輩が散歩に連れ出してくれたこ
と、先輩が毎日メールをくれたこと。プレッシャーに押しつぶされそうだった4回生の
時は、後輩からのサプライズの手紙で号泣したこと、他学だけど全国大会で一緒に写真
を撮ったこと。思い出すときりがなく、視界もぼやけてきました。
さて、このような思いも自分が当事者だったからこそ、味わえたものだと思います。
私はもうこのような体験をすることはできません。後輩の皆さんには、悩んだり文句を
言ったりしながらも、立ち止まらず、必死にやってほしいと思います。たぶん卒業時に
は、全て良い思い出に変わってしまいます。主将のアイドルオタク・白井君、剣道部の
お父さん・森安君、努力の王様・清水くん、剣道部の女王・横川さんを中心に、これか
らもどたばたと頑張ってください。私の将来はまだ定まっておりませんので同期や後輩
に負けないよう、剣道部で学んだことを生かし、更にステップアップできるよう精進
してまいりたいと思います。
駄文を長々と失礼いたしました。これで最後の活動日誌を終わります。本当にありが
とうございました。
↑今年度卒業される先輩方(左から矢野ゆかり先輩、又吉祐規子先輩、浦野修司先輩)